角谷紀章 角谷紀章

角谷紀章

角谷紀章
角谷紀章

「他者に想像させるツール」として自らの作品を位置づける。「Frosted Window」シリーズにおけるすりガラス、「Curtain」シリーズにおけるカーテンを模した描写は、作品と他者の視点が交錯する場の「ノイズ」として機能する。その違和感は逆に観る者の想像力を刺激し、心の風景を蘇らせ、固有の「リアル」を形成してゆく。スナップ写真特有のボケやブレ、水分を多用したメディウム遣いで曖昧さを纏う風景は、観る者の日常を静かに掬いとる一方で、現在進行形の日本を根底で示唆する。

 

1993年神戸市生まれ。2022年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了(博士号美術)。

ARTWORKS

ARTICLES

明瞭さと曖昧さが交錯するリアル|角谷紀章インタビュー

2024.05.09
INTERVIEW

ホワイトストーンギャラリーに響く “秒角の激流”

2024.05.24
EXHIBITION

GALLERY EXHIBITIONS

Realm of Dispersal:角谷紀章個展

Taipei
2025.11.22 - 12.27

角谷紀章&遠藤仁美:Imprinting

Ginza New Gallery
2025.06.27 - 07.19

The torrent in seconds ― 秒角の激流:角谷紀章、武内雄大

Ginza New Gallery
2024.04.27 - 05.25

MAJOR EXHIBITIONS, COLLECTIONS

SELECTED EXHIBITIONS

2025
角谷紀章 × 遠藤仁美 二人展『Imprinting』(東京/ホワイトストーン銀座新館)
【個展】『FOG』(東京/MU GALLERY)
2024
角谷紀章 × 武内雄大 二人展『The torrent in seconds―秒角の激流』(東京/ホワイトストーン銀座新館)
二人展『Un certain regard』(釜山/SEOJUNG ART)
2023
【個展】『媒介であり防護壁』(東京/銀座蔦屋書店、四季彩舎)
【個展】『白い夜』(東京/コートヤードHIROO)

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