Whitestone Gallery Singapore / New Art Museum Singapore

ホワイトストーンギャラリーは、2023年10月にシンガポールに新たなアートハブを正式にオープンしました。待望のグランドオープニングでは、来廊した大勢のアートファンやコレクターに魅力的なアート体験を提供しました。ホワイトストーンギャラリーシンガポールは、シンガポールのアートエリアとして近年注目を集める新興アート地区のTanjong Pagar Distripark（TPD）に拠点を開設。同スペースは「New Art Museum Singapore」とスペースを共有し、シンガポールの中心部に芸術と文化の調和を生み出します。

Whitestone Gallery Singapore / New Art Museum Singapore

2023年1月に行われたプレオープンイベント以来、注目を集めてきたホワイトストーンギャラリーの新しい拠点が、10月14日に正式にグランドオープンを迎えました。我々にとって節目となるこの重要な日は、アートファンにとっても記念すべき日となり、アートという刺激にあふれた旅の始まりでもあります。

正式オープンに先立ち、12日にはメディア向けの内覧会を開催。新スペースに期待を寄せたメディア関係者が新しいギャラリー空間を探検しました。シンガポールスペースでの記念すべき最初の展覧会アーティストで、同国で初の個展開催となる小松美羽は、ギャラリー内での公開制作を実施。金色に輝く壮大なキャンバスに祈りを捧げ、1日かけて大作を描きあげました。

“小松美羽：Sense of Sacredness” Whitestone Gallery Singapore

ホワイトストーンギャラリーシンガポールにて公開制作中の小松美羽、 Photo by 東達也.

同日夜には、 New Art Museum Singaporeで個展を開催するアーティストのロナルド・ヴェンチューラによるトークセッションが1880 Clubで開催。ヴェンチューラがアートとスーパーカーの魅惑的な世界についての見解を語りました。

“ロナルド・ヴェンチューラ：An Introspective” New Art Museum Singapore

13日にはVIPのための特別内覧会を催し、ゲストには一足先に新しいアートスペースをご覧いただきました。さらに同日は1880 Clubとアートメディア・ArtReviewとのコラボレーションパーティーを開催。個展開催中のアーティストによるQ&Aトークが行われました。

待望のグランドオープニングとなった10月14日には多くの方にご出席いただき、シンガポールの新たなアートハブである新拠点への期待が最高潮を迎えました。グランドオープニングパーティーでは、ホワイトストーンギャラリーCEOの白石幸栄、ギャラリーと美術館のリデザインを行った著名な建築家の隈研吾、アーティストの小松美羽、および関係者がリボンカッティングセレモニーを行い、新スペースの正式な落成を象徴する記念すべき日となりました。

グランドオープニング・セレモニーの興奮さめやらぬ中、『小松美羽：Sense of Sacredness』の展示スペースにて、小松美羽と東南アジア現代美術の専門家である Tan Siuli による興味深い対談を実施。小松美羽の創作哲学に関する2人の対話を通して、来廊者の方々をより深くアートの世界に誘いました。

小松美羽とTan Siuliの対談の様子

ホワイトストーンギャラリーは、コロナによるパンデミックを乗り越え、その足跡を広げながら、アートの領域で新境地を開拓し続けています。2023年5月には北京に、9月にはソウルに、そして10月にはシンガポールにギャラリーをオープンしました。これらの国際的な拠点により、ホワイトストーンギャラリーはグローバルな芸術的対話を促進し、進化し続けるアートの展望に大きく貢献します。

また、シンガポールギャラリーのグランドオープンを祝うとともに、留まることのない人間の想像力の美しさを共有することによって、国境を越え、世界を繋ぐアートの力を称えたいと思います。新たな才能の発掘、魅力的な作品との対話、芸術的卓越性への追求を通して、ホワイトストーンギャラリーは世界中のアートファンの皆様にアートの魅力を発信しつづけます。

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