嶋本昭三 嶋本昭三

嶋本昭三

嶋本昭三
嶋本昭三

具体美術協会の設立からのメンバーのひとりであり、パフォーマンス主導のスケールの大きな創作で群を抜く。鉄パイプに絵具を詰めてガスで爆発させる「大砲絵画」、絵具の詰まったガラス瓶を高所から叩きつける「瓶投げ」の手法など、欧米で人気を博す。「行為の軌跡」そのものである嶋本作品は具体の精神を端的に表しており、日本の現代アートの国際化にも貢献した。通信網を用いてのメール・アートにいち早く注目するなど、常に時代の先駆けであった。

 

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具体解散から50年|国立国際美術館で観る具体美術協会

2023.01.04
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具体解散から50年|大阪中之島美術館で再び現れる具体美術協会

2022.12.27
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「すべて未知の世界へーGUTAI 分化と統合」が大阪中之島美術館と国立国際美術館で共同開催

2022.10.19
大阪, 日本

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IMAGES

Performance in Napoli, Italy, 2006
Performance in Bologna, Italy, 2008
Vento d'Oriente, Certosa di San Giacomo, Italy, 2008
Performance in ReggioEmilia, Italy, 2012
"A", 1955, oil on canvas, board, 255.5 x 183.0 cm
Untitiled, 1967, enamel paint, 116.0 x 72.3 cm
Untitled, 1981, mixedmedia on canvas, 213.5 x 195.0 cm
Untitled, 2011, acrylic on canvas, 208.5 x 150.0 cm
Skinhead Art, paint on skin

BIOGRAPHY

1928
大阪府に生まれる
1954
具体美術協会(Gutai)の創立メンバーとなり、その後の主要な具体展に参加する。
1955
第1回具体展において、身体で体感するための革新的な作品《Please walk on here》を発表。
1956
野外具体美術展にて、自作の大砲を用いて制作した絵画作品を発表。
1957
第1回「Gutai Art on Stage」展で、先駆的な映像作品およびミュージック・コンクリート作品を発表。
1970
アーティスト・ユニオンによる「1000人の花嫁」プロジェクトでアート・プロデューサーを務める。 また、60か国が参加するメール・アート・プロジェクトに参加し、その中心的な代表の一人となる。
1993
第45回ヴェネチア・ビエンナーレに具体のメンバーとして招待出品。
1994
ニューヨークのグッゲンハイム美術館に招待出品。
1996
広島に投下された原爆の開発に関わった物理学者バーン・ポーターとの出会いをきっかけに、多くの平和主義的な活動を推進する。
1997
アメリカ・アルバム社刊『Art History』に肖像写真が掲載される。これは明治維新以降の日本人美術家として唯一の例となる。
1998
MOCAで開催された「Out of Actions」展において、ジャクソン・ポロック、ジョン・ケージ、ルーチョ・フォンタナと並び、戦後を代表する世界の四大アーティストの一人として選出される。
1999
藍綬褒章を受章。
2000
フェリシモ美術館およびユネスコの後援により、ディジョンにて大規模なパフォーマンスを行う。
2001
ロンドンの「ジャパン・イヤー」に招待され、2点の作品がテート・ギャラリーおよびテート・モダンに収蔵される。
2003
第50回ヴェネチア・ビエンナーレ「Extra 50」に招待される。
2004-11
2004年から2011年にかけて、主にイタリアを中心にヨーロッパ各地で多数の展覧会およびパフォーマンスを開催。ヴェネツィアのカ・ペーザロ国際近代美術館での《Nyotaku》パフォーマンス、トレヴィでのヘリコプターから絵具を投げるパフォーマンス、デュッセルドルフでの「Zonezero」展などを行う。

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