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安藤しづか、音楽プロデューサー・松尾潔の社会時評エッセイの装画を担当
2026.03.10
INTERVIEW
安藤しづかは日本で最も勢いのある若手アーティストの1人。日本画の技術を用いて、匿名性を湛えつつも、確かにそこにいる存在感のある人物画を得意とする。そんな彼女の作品が、音楽プロデューサーである松尾潔氏の社会時評エッセイ『すべては歌からはじまる』の表紙を飾ることになった。安藤の作品に「以前からファンだった」という松尾氏のオファーにより実現した。
『すべては歌からはじまる』は、日刊ゲンダイの連載をベースに大幅に加筆したエッセイとなる。「歌うように政治を語る。SNSと街で声を上げる音楽プロデューサーの、音楽と人生が織りなす、ほろ苦く味わい深いメロウなエッセイ」だ。日本を代表する音楽プロデューサーでありながら、社会問題に積極的に取り組み、北九州市CEO(チーフ・エンタメ・オフィサー)、文筆活動など、幅広く活動中。
『すべては歌からはじまる』は、2026年3月13日(金)に、平凡社より発売予定。
安藤しづかよりコメント
装画の依頼をいただき、とても嬉しく、そして驚きました。
松尾さんは、音楽を超えて時代の空気そのものに触れている方、という印象がありました。そのエッセイの入り口となる表紙をご依頼いただけたことを光栄に思うと同時に、少し身の引き締まる思いでした。
松尾潔氏よりコメント
新著『すべては歌からはじまる』は、歌そのものを論じた本ではなく、音楽で培ってきた視線を携えて、この国の空気や時代の気配を見つめ直す時評エッセイです。装画をお願いした安藤しづかさんの作品には、夢と現実のあわいに立つような人物像が描かれています。その佇まいには、世界を声高に断じるのでも、ただ受け入れるのでもなく、いま目の前にある現実を見つめ続けようとする視線が宿っているように感じました。本書の視線を、静かに象徴する一枚です。