LADDIE JOHN DILL: 静かなる輝き: 台湾
August 5 - August 27, 2017
Opening Reception: 08.05, 4:00 – 7:00 PM
作家在廊予定
ホワイトストーン・ギャラリー台北は、ラディー・ジョン・ディルの初の個展である『静かなる輝き: 台湾』展を8月5日より開催致します。1970年代にカリフォルニアで起こった「ライト&スペース・ムーヴメント」のメンバーとして、ラディー・ジョン・ディルは光と空間、感覚との間に横たわる関係性を探ってきました。本個展では、ニューヨーク近代美術館に収蔵された「ライト・プレイン」(1969)のほか、ジョン・サイモン・グッゲンハイム財団に特別奨学金を授与された「ヴェニスに死す」などの代表作も展示致します。
ラディー・ジョン・ディルは1943年、カリフォルニアのロングビーチ生まれ。シュイナー美術学校を1968年に卒業後、版画の見習工として修業を始め、ロバート・ラフシェンバーグやクレス・オルデンバーグ、ロイ・リキテンシュタイン、ジャスパー・ジョーンズといった錚々たるアーティストと制作を共にします。1971年にはイレアンナ・ゾンアベント画廊でニューヨークでの初の個展を開催。「光と空間」による展示をニューヨークで初めて行ったロサンゼルスのアーティストとして注目を集めます。1970年代より、光と地上にある物質(コンクリート、ガラス、砂、金属など)とを組み合わせ、発光する彫刻やインスタレーションなどのさまざまな立体作品を発表。その名声を確固たるものとしてきました。1969年の作品である「ライト・センテンス」と「ライト・プレイン」はアメリカ国内のみならず国際的にも広く巡回し、近年に到るまで人々の関心を集めています。
ディルの作品は国内外の著名美術館に多数収蔵されており、ニューヨーク近代美術館、ロサンゼルス・カンティ美術館、サンフランシスコ近代美術館、ハイ美術館(アトランタ)、フィリップス・コレクション(ワシントンDC)、シカゴ美術館、スミソニアン美術館(ワシントンDC)、ルイジアナ近代美術館(コペンハーゲン)、ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会(ナポリ)、サインディエゴ現代美術館、フメックス美術館(メキシコシティ)などが代表例として挙げられます。作家は現在、カリフォルニアのヴェニスにスタジオを構え、制作活動を続けています。
この貴重な機会を是非皆様にご高覧賜りたく、ここにご案内申し上げます。
Taipei
1F, No.1, Jihu Rd., Neihu Dist., Taipei City, 114, Taiwan (R.O.C)
Tel: +886 2 8751 1185
Opening Hours: 11:00 - 19:00
Closed: Monday