光の中に浮かぶ光景は、———— のものなのか。誰かと見た記憶なのだろうか。 それとも忘れてしまったあの頃の思い出なのか。
あなたはこの輝きに目を奪われたとき、何を思い浮かべますか。

―塩沢かれん

塩沢かれんは、東京造形大学大学院造形研究科美術研究領域を修了したばかりの気鋭のアーティスト。幼少期をオランダで過ごしたという体験が、独特の遠近感や明暗のコントラストとして作品に色濃く反映されている。作品を通して自己の世界観を他者と共有する「コミュニケーション」を拡張するため、幼少期の記憶や日常生活で感じとる感性を大切にする。視覚以外で認識できる世界を表象するため、音や光などの現象を追求することで鑑賞者の五感に語りかけるような表現を模索してきた。
今展のテーマは「人間の記憶や心の奥にある景色の探求」。タイトルである『音の海を超えて』には、視覚を超越した世界を探究することで人々の想像の扉を開きたいという作家の願いが込められている。
人々のあいだに横たわる、意識や認識の「深層のずれ」―それら現実社会を生きる中で看過しがちな小さな心の声を掬い上げ、心を通わせるような作品を産み出してきた塩沢かれん。
彼女が開く新たな想像の扉の向こう側には、鮮やかな光彩と音像が拡がる。ひとつひとつの作品から寄せてくる光の旋律が、鑑賞者ひとりひとりの心と共鳴し合うことを切に願う。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げます。

Karuizawa Gallery

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
Tel: +81 (0)267 46 8691
Fax: +81 (0)267 46 8692
Opening Hours: 10:00 - 17:00
Closed: 月曜
More Info

ARTIST

お困りのことはございませんか?
作家・作品をより詳しく知りたい方はこちら

MAIL MAGAZINE

メールマガジンへご登録の方には、オンラインエキシビションの告知など会員限定の情報をお届けします。