綿引展子×文月悠光トークイべントを開催

2026.09.18

2026年9月10日(木)から始まる綿引展子個展『光がいちはやくなぞる道』開催を記念して、詩人の文月悠光氏とのトークイベント『言葉のなかのこころ、絵のなかのこころ』を会期中の9月23日(水・祝)に開催します。

ハンブルクを拠点に活躍する綿引展子は、和紙やテキスタイル、オイルパステルを重ねた独自の質感とモチーフを通じ、他者との関わりや内省的な問いを提示し続けています。その表現は観客の感情に深く寄り添い、国内外で高く評価されています。

対談に迎えるのは詩人・文月悠光氏です。直接の面識がなかった二人を結びつけたのは、2014年に文月氏が綿引の著書『手のなかのこころ』(2008年刊)に寄せた書評でした。今回、時を超えた奇跡的な初対談が実現します。

綿引はこれまでも石原吉郎をはじめとする詩人の言葉を大切にし、引用する形で表現を深めてきました。言葉を愛する美術家と、表現者の気配を鋭く感じ取る詩人。絵画と詩という領域を越えた二人が交わす言葉は、豊かな化学反応を生み出すはずです。

絵画に潜む言葉の響きと、言葉の奥に広がる情景。二人が紡ぎ出す思考の対話を、ぜひ会場でお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

開催概要

日時:2026.09.23 (水・祝) 14:00-
会場:ホワイトストーンギャラリー銀座新館1F
登壇者:綿引展子(アーティスト)、文月悠光(詩人)
参加費:無料
予約フォーム: こちら

登壇者プロフィール

綿引展子(Nobuko Watabiki)

2008年よりドイツのハンブルクに在住し制作をつづける。武蔵野美術学園で版画を学び、広告代理店・障がい者施設などに勤務する傍ら制作活動を開始。版画から、写真などをコラージュ的に用いた箱のオブジェへと展開し、和紙とオイルパステルを用いたスタイルに行き着く。ドイツに拠点を移してからは、布のコラージュをはじめ、キャンバスを支持体として用いるなど素材や表現の幅を広げてきた。自己を内省し、他者との関わりにまで深く掘り下げるテーマを一貫して追求し、不思議な表情を湛えたモチーフや散文的なタイトルなど、忘れがたい余韻を残す作風で高く評価されている。2011年より東日本大震災をテーマとしたプロジェクト「TEGAMI」を発信し、2017年からは多様性をテーマに「家族の肖像」シリーズの制作を開始する。

文月悠光(Yumi Fuzuki)

詩人。1991年生まれ。2008年、16歳で現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(ちくま文庫)で、中原中也賞を最年少18歳で受賞。第4詩集『パラレルワールドのようなもの』(思潮社)で富田砕花賞を受賞。最新作は、第5詩集『大人をお休みする日』(角川春樹事務所)。エッセイ集に『臆病な詩人、街へ出る。』(新潮文庫)、『洗礼ダイアリー』(河出文庫)がある。2026年度より武蔵野大学客員教授。

展覧会概要 / Gallery Exhibition

綿引展子個展『光がいちはやくなぞる道』
会期:2026年9月10日(木)〜10月3日(土)
会場:ホワイトストーンギャラリー銀座新館
営業時間:11:00 - 19:00
休館日:日曜 / 月曜
所在地:東京都中央区銀座6-4-16

綿引展子:光がいちはやくなぞる道

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