この度ホワイトストーン銀座新館では矢柳剛の個展を開催致します。
矢柳剛は1957年にブラジルのサンパウロへ渡り、現地で精力的に活動。傍で世界各地を旅行し、1965年にはパリへ移住、銅版画の巨匠S.W.ヘイターの門下で3年間学びます。これまで国内外数多くの展覧会に出品、1971年にはサンパウロ国際ビエンナーレの日本代表にも選出されました。
矢柳剛にとっての芸術とは畏まったものではなく、あらゆる生活空間に遍在すべきものだといいます。大胆な色面構成、陰影を排した鮮烈な彩色、明朗なエロスとユーモアは、世相をパズルのように視覚化。作家自ら「ポップ・ウキ」と称するように、ポップアートと浮世絵を融合したような独自性で、欧米などで高い評価を得ています。若年期に身体に刻み込んだエキゾチズムは、世の潮流よりはるかに先に脱領域を具現化していたといえましょう。
是非この機会にご高覧下さいますようご案内申し上げます。