ホワイトストーン・ギャラリーはグループ展『プライム・イグニッション・ポイント』(発火点)を開催致します。今展では国立台湾大学の美術修士号を修了したばかりの5人の若手アーティストをフィーチャー、日時は2018年5月26日から6月17日、ホワイトストーン・ギャラリー台北忠孝館です。

内湖區区に2017年4月にオープンしたホワイトストーン・ギャラリー台湾一号店に続き、同年の12月には台北市内の中心地、W街に第二号オープンにこぎつけました。また、2018年の春には香港のセントラル地区に、ギャラリー・ビルH Queen’s に凱旋店をオープン。H Queen’sは国際的知名度をもつギャラリーのみが集結しています。過去一年だけをとってみても、ホワイトストーン・ギャラリー台北及び香港は、代表的な日本人作家の作品のみならず、アメリカ・ドイツ・イタリア・中国の重要なアーティストたちも紹介してきました。私たちは世界中の素晴らしい才能を探し続けています。台湾での才能発掘に積極的なのもそのためです。

台湾第一号店のオープニング・エキシビション・タイトル『I love Taiwan』には、社長である白石幸栄の台湾の方々及び美術市場への愛と信頼のみならず、その市場が継続的に発展することへの願いが込められています。今展『プライム・イグニッション・ポイント』は、ホワイトストーンが台湾の美術学校で発掘した才能をはじめて紹介する試みであり、台湾美術の素晴らしさと多様性サポートへの第一歩となります。

『プライム・イグニッション・ポイント』は、国立台湾芸術大学美術学部長ファン・シャオ・イェン氏。今展のために選出された5人はウー・ツー-ウェイ(Wu Tzen-Wei)、リン・ジェン-クン(Lin Jheng-Kun)、チェン・ツン-リャン(Chen Tzung-Liang)、ウェン・チン-ハオ(Wen Ching-Hao)、ファン・シャン-ペイ(Huang Shan-Pei)の諸氏。情報過多の現代社会にあり、アーティストというものが安易にアイデアを膨らませすぎる傾向があるなかで、この5人は自らの知覚を吟味してカンヴァスに写し取り、その作品は誠実、慎重でありながらもエネルギーに満ち溢れています。

アーティストたちはいずれも1993年から1995年、テクノロジーが高度に発展した情報過多の時代に生を受けています。人々は液晶に次々と映し出されるメッセージに翻弄され、情報は時々刻々と変化しているようでありながら、実際の状況はそれほど変わるものではない。今展の5人のアーティストは現代社会に生きる人々を、無意識に回転し続ける洗濯機に喩えています。5人は自身と社会との関係性に常に意識的です。タイトル『プライム・イグニッション・ポイント』は、自分たちを取り巻くものが創造の発火点となり、アートの手段として新たな煌めきをもたらしてくれることへの彼らの高い感受性を示唆しています。