嶋本昭三とAUの合同展にひき続き、ホワイトストーンギャラリー台北では『具体 / 鷲見康夫』展を10月7日より開催致します。

1925年大阪に生まれた鷲見康夫は、1955年より具体美術協会に加入、そろばんやバイブレーター、雨傘を用いた革新的な技法で知られています。鷲見の作品がもつ動勢のなかに張り巡らされた緊迫感は、混沌とした宇宙からのどかな風景までの触れ幅の激しさを特徴とします。美術評論家の加藤義夫氏いわく、鷲見康夫の表現能力とそのパワーは、常人には到底およびもつかないようなインスピレーションの閃(ひらめ)きとしてたち現れ、それは典型的な具体の手法でもってアートとなるのです。嶋本昭三によれば、鷲見の芸術は、ブラシの痕跡のことごとくが鷲見康夫という人間の個性に統合されている、と賞賛しています。鷲見の制作モットーが「やけくそ・ふまじめ・ちゃらんぽらん」であったことは知られているとおりです。

本展では、メッシュを用いた作品からカンバス、紙作品に到るまでの多様な鷲見康夫の作品を展示致します。作家の自由な魂のエネルギーをひとりでも多くの方にご高覧頂きたく、ご案内申し上げます。

  • Untitled
    2014, Mixed media on canvas, 90.9 × 72.7 cm

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    2014, Mixed media on canvas, 90.9 × 72.7 cm