ホワイトストーン・ギャラリー台北では『チフリー: 台北』を開催致します。アメリカ人アーテイスト、デール・チフリーの最新の個展となり、2018年8月11日から9月23日まで開催。その50年に及ぶキャリアの代表作の数々を展示致します。今展はまた、2018年3月にホワイトストーン・ギャラリー香港H Queen’sのオープニング・イベントとして開催された『チフリー: 香港』の続展であるとともに、『デール・チフリー: ガラス』展 (台北市立美術館: 1992年)、『チフリー: ガラス・イン・アーキテクチャー』展 (高雄市立美術館: 1994年)以来の台湾での個展となります。

『チフリー: 台北』では、香港での個展とは異なる作品構成で展示致します。作家自身がこれまでの素材使いに行き詰まりを感じ、それを打破するために活路を見出した光、空間、形状への実験要素を盛りこんだ作品群となっております。ハイライトのひとつが、『ガラス・オン・ガラス』シリーズであり、ガラスシート上に特殊加工したエナメルを塗り、何枚も連結させていきます。このシリーズは、アーカンソー州ベントンヴィルのクリスタルブリッジアメリカ美術館で行われた個展『チフリー: イン・ザ・ギャラリー/イン・ザ・フォレスト』(2017年)において熱狂的に受け入れられました。今展では台湾にインスパイアされた作品『生け花: ガラス・オン・ガラス』が加わります。

今展では多岐に亘る作品を網羅致します。中芯の周囲に重量感たっぷりガラスを渦巻かせガラスの複雑かつ繊細な特質を表現した『ロトロ』、制作をスタートして40年を数える『バスケッツ』、野性的な非対称と色合いが美学的に結実した『ペルシアンズ』、作家の庭園への愛着を示すインスタレーション『フィオーリ』(イタリア語で「花」の意)、ネイティヴ・アメリカンのテキスタイルにデザインの着想を得た花瓶上のガラス絵『シリンダーズ』、何百ものブラウンガラスによって構成される『シャンデリア』、壁から突出するガラス彫刻『燭台』シリーズ、さらに作家の創造的エネルギーのみならず、ガラス制作を実演するチーム「ホットショップ」とのコラボレーションがいかに当意即妙に行われているかを示唆するドローイング作品にいたるまでを展覧致します。

オープニングの8月11日には、チフリー・スタジオの代表であるレスリー・ジャクソン・チフリー氏をお招き致します。この貴重な機会に是非ご来廊頂き、チフリーの新作及びそのアートへの情熱を皆さまと分かち合えましたら幸甚に存じます。

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デール・チフリー
クランベリーと夕暮れの壁の装飾
2018, 191.0 × 122.0 × 61.0 cm
© Chihuly Studio