ホワイトストーンギャラリーでは、2019年5月25日から7月7日の期間、桑山忠明、内藤楽子による二人展を開催いたします。キュレーションは、シンシナティ美術館の元館長であるアーロン・ベトスキー氏。また、会期中のパネル・ディスカッションには世界的な建築家である隈研吾氏、キュレーターのワン・ユーリン氏が参加いたします。

ミニマリズムの代表的なアーティストのひとりとして、桑山忠明はシンガポール国立美術館にて開催された “Minimalism: Space. Light. Object” に招待されました。東京藝術大学で日本画を学び、1958年妻であり制作上の同士でもある内藤楽子とともにニューヨークへ渡ります。彼の地で現代アートに触れ、独特のスタイルを創造、発展させてきました。今展 “Beautiful Nothing” で皆さまが体感されるのは、正方形、長方形、円柱のみならず、幾何学的形状のシリーズでも表現される色彩の魅力に他なりません。それらの色彩や形が一体何から成り立っているのか、鑑賞者にどのように作用するのか、観ることから何を想像するのか等、すべては各々の価値観に委ねられています。作家がただ望むのは、鑑賞者と作品との狭間が自らのアートのエネルギーで満たされるような、確かな空間を産み出すことだけなのです。

展示作家:
桑山忠明 / 内藤楽子