このたびホワイトストーンギャラリー軽井沢では、高田雄平「Assembly of imagination展」を開催致します。最も簡素な紙であり最も一般的な廃材とも言える新聞紙は、薄く脆く、そこに記された情報以外何の価値もないものです。日々捨てられていき、日々作られていきます。高田雄平はその新聞紙を素材に平面や立体、インスタレーションとその形態を問わず造形物として組み換えていきます。それは廃材、すなわち利用価値のないものに“芸術作品”という新たな価値観を与えています。また、こより状の新聞紙を長く伸ばし模様としていく、幅広く積み上げ立体として膨らましていく行為は制作者である高田自身の時間のみならず、素材として用いられた膨大な量の新聞紙に記された膨大な日々の記録としての時間をも内包しているのでしょう。貴重な作品をご高覧くださいますようご案内申し上げます。