ホワイトストーンギャラリー香港では、グループ展『小さな寓話』を開催いたします。セバスチャン・ショームトン(イギリス)、ジャン・ミャオ(中国)、江上越(日本)、金丸悠児(日本)、呉亜沙(日本/韓国)、塩沢かれん(日本)の6名の若手アーティストが参加いたします。

文学ジャンルのひとつである寓話は、短いフィクション、詩、または散文の形式で書かれ、擬人化された動物や自然現象を通して、読み手に教訓に与えます。寓話の読み手の多くは子供たちであり、社会での行動規範を諭すものである一方、そこには異なる国々・地域の文化的な価値観が込められており、大人世界の暗い闇をテーマとするものさえあります。

今展では、アーティストたちが、各々の世界観、記憶と感覚を織り交ぜて、独自の寓話を創造し、アートとして表現しています。ハイライトであるセバスチャン・ショームトンのインスタレーションでは、最新の絵画と彫刻を用いて、ソーシャル・メディア、ミーム・カルチャー、美術史、政治などへ言及しています。また、今回香港で初展示となる若手作家の江上越と塩沢カレンは、それぞれ独自の語法を用い、自己発見や夢想的風景といったストーリーを描いています。ジャン・ミャオと金丸悠児は最新作を展示いたします。生や死にまつわる様々なテーマに、アーティストは「天上の眼差し」や多様な意味を表象する動物を通して鑑賞者とコミュニケーションをとります。呉亜沙の作品(2007年制作)は、人々を想像の小径へといざない、彼女ならではの寓話的世界で魅了します。

展示作家:
セバスチャン・ショームトン / ジャン・ミャオ / 江上越 / 金丸悠児 / 呉亜沙 / 塩沢かれん