1962年二科展や芦屋市展で立て続けに受賞し、吉原治良と出逢う。翌年、具体美術協会へ加入。実家がメーターの製造所であったことから、「円形」は名坂が幼少時より親しんだモチーフであり、生涯をかけて取り組むことになる。1964年具体ピナコテカでの初個展時も、会場を円のモチーフで埋めつくし、居合わせたロバート・ラフシェンバーグやジョン・ケージ、マース・カニングハムなどを瞠目させた。制作の一時中断などを経て現在もなお、円の連結作品や大作に対峙しつづける名坂有子の世界観は、モチーフと同様無限大の広がりをみせている。近年ではヨーロッパでの評価も高まっている。

作品収蔵:
芦屋市立美術館、兵庫県立美術館、大阪市立美術館、宮城県美術館、など

Selected Artworks

  • Work 38-2

  • Work GAY-19

  • Untitled NY-70