1887 – 1985

エコール・ド・パリ、ロシア・アヴァンギャルドなど20世紀初頭の前衛芸術運動の中心的人物としてあまりにも有名。20代で結婚した妻・ヴェラを一貫して描き続けたことから、「愛の画家」とも呼ばれる。1887年帝政ロシア時代のヴィテブスク(現ベラルーシ)生まれ。サンクトペテルブルグでレオン・バクスト(ディアギレフバレエ団の衣装デザインで有名)の美術学校などで学んだのち、1910年にパリへ渡りキュビズムなどの影響を受ける。一旦ロシアへ戻るものの、1920年代に再び渡仏。東欧ユダヤの出自を、キュビズム・フォーヴィズム・表現主義などの様々なスタイルに色濃く反映させ、絵画のみならずステンドグラスや舞台芸術、陶芸などジャンルに囚われない制作を行った。第二次大戦中はナチスの台頭により「退廃芸術」の烙印を押され、アメリカへ亡命。戦後は南仏へ戻り、国籍を取得。ニースを終の住処とする。1960年エラスムス賞受賞。同年、パリ・オペラ座の天井画の制作を当時の文化大臣アンドレ・マルローにより依頼される。1966年17点の連作をフランス国家へ寄贈。1973年に設立されたマルク・シャガール美術館(ニース)は、これらの作品の収蔵の意味も込められている。1985年逝去。

作品収蔵:
ニューヨーク近代美術館(MoMA)、アムステルダム市立美術館(オランダ)、フィラデルフィア美術館(USA)、ポンピドゥー・センター(パリ)、シカゴ美術館(USA)、
ランス大聖堂(フランス)、聖シュテファン教会(マインツ、ドイツ)、高知県立美術館、青森県立美術館、ヴィテブスク美術館(ベラルーシ)、ほか

Selected Artworks

  • LE CLOWN AMOUREUX