ドイツ生まれのクリス・スッコ(1979-)はデュッセルドルフ芸術アカデミーでゲオルグ・ヘロルドのもとで学び、最優秀学生の称号を受けます。その後、ロンドンの王立美術院を2012年に卒業。
スッコは抽象絵画で知られていますが、彫刻や写真を含む幅広いメディウムを使用しています。多彩さのなかのぶれない一貫性がその作品の魅力といえましょう。スッコの作品のベースはしばしば類似しており、ドローイングであれテクストであれカリグラフィーであれ、そこには詩と音楽からの色濃い影響が認められます。その作品は抽象絵画の可能性を押し広げ、即時性と優美さの双方の特色を帯びています。スッコの作品にはある作品から別の作品に至るストーリーラインがあり、表現の諸要素やフォームとテクニックの洗練のなかに、共通した個の探求が見いだせるようになっています。
スッコの作品の多くは彼の詩集『The Price For Not Being Alone With Your Dying』(死に瀕して一人ではないことの代償: ポール・ヴァッサーマンとの共著、2015年発表)よりタイトルを援用しており、その中国語版をこの度ホワイトストーン・ギャラリーより発行致します。クリス・スッコは現在、ドイツのデュッセルドルフに住み、制作活動を行っています。

Selected Artworks

  • SHR 1068803

  • When The Night Comes Falling