雨夜来の軽井沢での初個展には、その名の通り多くの動物が登場する。
古来より動物は何かのメタファーとして描かれることがある。彼女の作品に登場する動物も可愛らしい姿をしているが、それらは預言者、もしくは神や悪魔の化身なのかもしれない。

彼女は人間性について問いかける。
人間に内在する動物性とは? ── 動物を描くのは人間性を追求するための方法である。

雨夜来の世界はいつも動いてどんどん進む。少し目を逸らすとどこかにいってしまう。動物や人間だけでなく、まわりの景色としての道や川、海や空さえも、瞬く間に遠ざかる。
画面に描かれたカラフルで少し不思議な、ディズニーランドのような景色がすべてでは無く、その背後にはもっと遠くにある知らない世界や物語が控えている。

彼女の作品には、物質としての絵画だけではなく、その背後に潜む深い精神世界が描かれていて、それは目でなく心で見える。
一つの物語を読むように時間をかけて向き合うことで、初めて我々の前に現れる。

軽井沢ニューアートミュージアム 館長 松橋英一

Karuizawa Gallery

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5 軽井沢ニューアートミュージアム 1F

Tel: +81 (0)267 46 8691

Fax: +81 (0)267 46 8692

Opening Hours: 10:00 - 17:00
Closed: 月曜

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作家在廊:10.23, 24

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